01日 2月 2020 赤いバレリーナ 彼女がバレエを踊るように赤い金魚を踏み潰す。 一歩歩くごとに地面を跳ねていた魚は簡単に潰れていった。 「命って儚いのよ」 と彼女はそう笑って言う。 僕は彼女の頭上を見て答えた。 「ああ、そうだね」 ぐちゃ。 tagPlaceholderカテゴリ: 路傍の物語